大人のクリエイターが、本当にデスクに置きたかったプロダクト
休日のバドミントンから生まれた閃き。羽を広げたシャトルコックのフォルムが、散らかりがちなデスク周りを美しく整えます。
去年の夏、散らかったペンと飲みかけのコーヒーカップに囲まれながら、「市販のデスクスタンドはどうしてこうも味気ないのだろう」と考えていました。プラスチックの筒か、無骨なメッシュの箱ばかり。そんなある日、週末の公園でバドミントンをしていたときのことです。芝生の上に転がったシャトルコックを目にして、ハッとしました。広がった羽と丸いコルクのベース。それ自体が美しく洗練された立体物だったのです。これを逆さにすれば、ペンを軽やかに支える最高のスタンドになるのではないか——それがすべての始まりでした。
身体を動かす楽しさと、静寂のなかで集中するクリエイティブワーク。その2つを心地よくつなぐプロダクトを作りたい、という思いから制作がスタートしました。
コートからデスクへ:軽やかな造形をカタチにするまで
繊細なシャトルコックの形状を、毎日使うデスク用品に落とし込む作業は一筋縄ではいきませんでした。本物のシャトルは極限まで軽く薄いものですが、ペンホルダーには倒れない安定感と耐久性が求められます。そこでオーダーメイドの製品設計(カスタムデザイン)を重ね、幾何学構造を微調整。太めの油性マーカーからスリムなApple Pencilまで、倒れたり引っかかったりすることなくスムーズに収まる絶妙な開口角度を導き出しました。
試作段階では、デスク上でのサイズ感を検証するために3Dプリンティングをフル活用。外側のシェルにはFDM(熱溶解積層)方式を採用し、手触りのよい上品なマット質感と重厚感を持たせました。一方、内部のシャープなリブ構造や丸みのあるベース部分には高精細な光造形(レジン印刷)パーツを組み合わせ、光が差し込んだときに美しい陰影が際立つ幾何学ラインを実現しています。
軽快なスポーツのニュアンスと、削ぎ落とされた機能美
光が差し込むアトリエでペンを握るイラストレーターや、無駄のないデスク環境を整えるエンジニアの姿をイメージしてください。画面から目を離すことなく、傾斜のついたスロットへ自然に手を伸ばしてペンを取り出し、また戻す。深いペン立ての底に埋もれた短い鉛筆を探してゴソゴソ手探りする必要は、もうありません。
デスクに欠かせない存在になる理由:
- 扇状に広がる傾斜スロット: ペン先が外側に向かってきれいに広がり、一目で使いたい道具が見つかります。
- 低重心のウェイト設計: 素早くペンを引き抜いても本体がズレたり倒れたりしない安定感。
- さりげないノスタルジー: チープな記念品感を出さず、休日のアクティビティを上品に連想させる洗練されたデザイン。
ノートPCスタンドの横などの限られたスペースにもすっきり収まり、オンライン会議の画面端に映り込んでも印象的なアクセントになります。少し無機質に思える作業スペースに置き替えるだけで、デスク全体の空気が心地よく調和します。
よくあるご質問
何本くらいのペンや工具を収納できますか?
外側の羽部分に16箇所の専用スロットを備えており、標準的なペン、鉛筆、ミリペン、タッチペンなどを1本ずつ収納できます。中央の開口スペースには、太めのマーカーや精密ハサミなどをまとめて立てておくことが可能です。
使用されている素材と耐久性について教えてください。
メインボディには質感に優れ頑丈なFDMプリント素材を、ディテール部分には高精細な光造形レジンパーツを使用しています。低重心のウェイト構造を採用しているため、日常的な使用で倒れたり破損したりする心配はありません。
羽のスロット部分のホコリや鉛筆の汚れはお手入れしやすいですか?
とても簡単です。エアダスターで吹き飛ばすか、湿らせたマイクロファイバークロスでやさしく拭き取るだけで、ホコリや消しゴムのクズ、鉛筆の粉などをきれいに取り除けます。
デスク環境に合わせたカスタムカラーの注文は可能ですか?
はい、対応可能です。標準仕様は「マットホワイト×ナチュラルコルク調ベース」ですが、大口ご注文や特別オーダーの場合は、デスク環境に合わせたカラーコーディネートのご相談を承っております。