殺風景なデスクが一変。バナナ型セラミックペンスタンドの魅力

殺風景なデスクが一変。バナナ型セラミックペンスタンドの魅力

ポップアートのユーモアから生まれた、ずっしり安定する陶器製ペンスタンド。毎日のデスクワークにちょっとしたワクワクを届けます。

⏱ 制作时间: 1-3 hours
3 Dプリント モダン PLA ( FDM印刷) オールインワン印刷( FDM ) 玩具

今、ご自身のデスクを見渡してみてください。グレーのプラスチック、黒いメッシュラック、ホコリをかぶったケーブル類……もしそんな景色が広がっているなら、仲間はたくさんいます。2年前の私のデスクが、まさにそれでした。機能的で効率的ではあっても、気分は一向に上がらない。冷めたコーヒーと、湧いてこないアイデア。

締め切りに追われる午後3時、モニターの横にあるだけで思わずくすっと笑ってしまうような存在が欲しい。悪ふざけのようでありながら、洗練された作業スペースにも自然と馴染む上質さも欲しい。そんな思いから生まれたのが、このバナナ型ペンスタンドです。ポップアートの遊び心をそのままに、日常で本当に使いやすいデスクオーガナイザーへと落とし込みました。

アイデアスケッチから陶器のプロダクトへ

バナナの皮らしい自然な曲線を再現しつつ、倒れずに自立させる。この絶妙なバランスを実現するのは、予想以上に難易度の高い設計課題でした。感覚だけに頼った粘土造形ではなく、粘土に触れる前の段階からデジタルツールを駆使して形状を追求しています。

まずは3Dプリンターを用いて、サイズ感と重量バランスの検証を開始。最初の試作品は一般的なFDM(熱溶解積層)方式で出力し、手で持った感触や、空洞部分にペンを立てたときの傾き具合を確認しました。角度の調整を経て、滑らかな曲線と皮のリアルな筋を再現するために高精度な光造形(レジンプリント)へ移行。このマスターモデルをもとに石膏型を起こし、伝統的な陶器の泥だし鋳込み(スリップキャスティング)を行っています。デジタル技術とクラシックなオリジナルプロダクトデザインが融合した、こだわりの制作プロセスです。

写真映えだけじゃない、日々の作業に寄り添う実用性

どれだけ見た目が可愛らしくても、ペンを取り出すたびに倒れてしまっては意味がありません。そこで底面付近の陶器の厚みを増やし、重心を低い位置に設定。ペンを急いで抜き差ししてもグラつかない、圧倒的な安定感を持たせました。

日常使いに嬉しいポイント:

  • 見た目以上の収納力: ペンや蛍光ペン、絵筆などを8〜12本ほどすっきり収納できます。
  • 陶器ならではの重厚感: 重心が高くならず、急いでペンを取っても滑ったり倒れたりしません。
  • 手入れのしやすさ: 万が一インクや鉛筆が付着しても、固く絞った布でサッと拭き取れます。
  • 多様な使い方: ドレッサーでメイクブラシを立てたり、キッチンでテイスティングスプーンを入れたりと、アイデア次第で活躍します。

アトリエで作品を手がけるイラストレーターの方も、無機質なオフィス環境に少し変化が欲しいデスクワーカーの方も。デスクに鮮やかなイエローをひとつ足すだけで、空間の空気がガラリと変わります。お気に入りのペンを立てる機能性はもちろん、「仕事を少し気楽に楽しもう」と思わせてくれる、そんな存在です。

FAQ

どれくらいのペンや工具を収納できますか?

一般的なペンや鉛筆、マーカーであれば8〜12本ほど入ります。開口部に適度な広さがあるため、ハサミやタッチペン、絵筆なども一緒に立ててお使いいただけます。

背の高いものや重いものを立てても倒れませんか?

倒れません。試作段階で底面にしっかりと重みを持たせ、重心を極力低く設計しています。背の高い画材や文具を立ててもグラつかず、安定して自立します。

インクの汚れやホコリのお手入れ方法は?

表面には耐久性のある釉薬を施しています。ホコリやインクの汚れがついた場合は、水で濡らして固く絞った柔らかい布(必要に応じて少量の薄めた中性洗剤)で拭き取ってください。傷の原因となる研磨剤入りのスポンジやタワシの使用はお控えください。

ハンドメイドですか、それとも機械製ですか?

デジタル技術と手作業を組み合わせたハイブリッドな工程で作られています。3Dプリントやレジン成形で精密なデザインと重心のバランスを割り出し、実際の製造では職人が一つひとつ陶土を石膏型に流し込み、成形、施釉、窯焼きを行っています。