デスクの雰囲気を一変させる、真鍮のカニ型ペンホルダー
お気に入りの1本を誇らしげに掲げる、愛嬌と重厚感を兼ね備えた真鍮製ペンホルダー。
ふとご自身のデスクに目を向けてみてください。キーボードに向かって転がるボールペン、付箋に埋もれたノート、どこか味気ない作業スペース……かつての私たちのデスクもまさにそうでした。この小さなカニのペンホルダーは、そんな日常に少しの遊び心を取り戻すために生まれました。
両ハサミを誇らしげに掲げ、お気に入りの1本をまるでトロフィーのように掲げる姿。愛嬌たっぷりの見た目でありながら、ずっしりとした真鍮の重みと上質な金属の輝きが、大人のデスクにふさわしい気品を漂わせます。
試作を重ねてたどり着いた、真鍮の造形美
アイデアの原点は、週末に出かけた海岸でした。岩場を力強く歩き回る小さなカニの姿に着想を得て、「このハサミの角度は、現代のデスクでも実用的なペン置きになるのではないか」と考えたのが始まりです。
しかし、絶妙な重量バランスの追求は一筋縄ではいきませんでした。重みのある万年筆を置いたときに転倒し、お気に入りの筆記具がマグカップへ倒れるような事態は避けなければなりません。そこで私たちは3Dプリンターを活用。まずFDM方式の出力で脚の幅や重心の位置を愚直に検証しました。全体の骨格が決まった後は、精細な光造形(レジン)プリントで甲羅の繊細な質感まで再現し、最終的なロストワックス精密鋳造へと進めました。遊び心あふれる思いつきを、長く愛用できるプロダクトへと昇華させたカスタムプロダクトデザインの賜物です。
デスクにひとつ、特別な居場所を
「自分の一番お気に入りのペン」に決まった居場所があるだけで、日常の作業は少し誇らしいものに変わります。契約書へのサイン、手帳への書き込み、アイデアのスケッチ。ペンを取る瞬間に、ちょっとした特別感が生まれます。
日常の作業環境になじむ理由:
- ずっしりとした重量感: 重厚な真鍮無垢材を使用しているため、急いでペンを取ってもズレたり倒れたりしません。
- 経年変化を楽しむ: 使い込むほどに手の油分や空気に触れ、鮮やかな黄金色から味わい深いアンティーク調の風合いへと育ちます。
- 幅広い軸径に対応: 細身のタッチペンから太軸の万年筆まで、ハサミがしっかりホールドします。
アルミ製のPCスタンド、小さな観葉植物、ハードカバーのスケッチブック。どんなデスク周りにも洗練されたアクセントを加えてくれます。無機質になりがちな作業スペースに、上質な遊び心を取り入れてみませんか。
FAQ
真鍮のハサミでペンの軸に傷がつくことはありませんか?
ご安心ください。ハサミの内側は一つひとつ手作業で滑らかに研磨されており、漆塗りや樹脂、金属製のペン軸を傷つけにくい仕上げになっています。特にデリケートなアンティークペンをお使いの場合は、ハサミの内側に小さなフェルトシールを貼ることもできますが、通常の筆記具であればそのままお使いいただけます。
どのくらいのサイズのペンに対応していますか?
細身のゲルインクボールペン(軸径約8mm)から、太軸の万年筆やApple Pencil(軸径約15mm前後)まで幅広く対応しています。
製品化までにどのような試作を行いましたか?
開発工程の全体で3Dプリンターを活用しました。初期段階ではFDMプリントでハサミの高さや重心バランスを調整し、その後高精細なレジンプリントで甲羅の細やかなテクスチャを再現した上で、真鍮の鋳造へと進めました。
真鍮のお手入れ方法は?
買ったばかりの黄金色の輝きを保ちたい場合は、時々柔らかい金属用クロスで磨いてください。時間の経過によるヴィンテージ感を楽しみたい場合は、特別なお手入れをせず、自然な経年変化をお楽しみいただくのがおすすめです。